ワークがハピネスな組織は作れる 株式会社ワークハピネス岩波直樹さん@HOLGオンラインサロン

今回の学び

・組織が個人に与えるべき価値は経済的価値から精神的価値に変わりつつある。
・組織のための個から個のための組織に変わりつつある。
・「個の力が引き出されるチーム」がこれからは必要。
・地方自治体だってなれる。まずは組織のあり方は変えられるということを知るところから

今組織論が熱い

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昨年くらいからでしょうか、組織や人事をどうしていくか?という話が熱くなってきました。

めちゃめちゃ新しい組織のあり方を示した「ティール組織」は大ヒットになりましたし、
@@✕テックの流れでは、HR(Human Resource)テックなんて言われ方もして、
人事や組織をアップデートしよう!という動きが多く起こっています。

そんな中、HOLG地方公務員オンラインサロンで
株式会社ワークハピネスの岩波直樹さんのお話を伺いました。
人と組織の力をどう発揮するのかをテーマにしていらっしゃるまさに時の人ですね!

時代は変わった!組織は変わらないのか?

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岩波さんのお話のまず大事なポイントとして、なぜ今組織が変わる必要があるかということです。

・かつては大量生産・大量消費の時代で経済を伸ばすことが個人の幸福につながっていた
・だから組織のための個が求められたし、トップダウンで進めることが合理的だった
・今はモノの豊かさから心の満足や個人の生き方を重視する方へシフトしつつある
・組織が個人に心の満足を提供できないと頑張ってくれない時代に入りつつある!

社会全体が成熟する中で、組織が個人に提供する価値が経済的な価値ではだめになりつつあり、
精神的な満足を与えられない組織は人が逃げていくということです。

実際に大企業や官僚の若手がベンチャー企業などに移っていく流れも出ていて、
給料や権力といったこれまで価値とされてきたものが、
若手にとって価値でなくなってきていることが伺えます。

”これからの組織”ってどんなだろう?

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これから求められる組織は「個の力が引き出されるチーム」です。
岩波さんはそれは3つの要素の掛け算だとおっしゃっていました。

・1つ目は主体性。一人ひとりが「どういう仕事が価値を生むのか」を考えていること
・2つ目はチーム力。一人ひとりが「組織であることの意義」を考えていること
・3つ目は固定観念の打破。古い慣習や個人の思い込みをなくすことができること

今、かつて有利だった大きな組織は足かせにもなっています。
規模の大きさは競争では有利ですが、画一的になりがちでかつ機動的ではないからです。

だからこそ、みんながチームの目標、つまりビジョンを理解した上で、
「そのために本当に必要なことはなんだろう?」
「そのために組織で動いている強みはなんだろう?」
と一人ひとりが考えた上で、無駄な部分・不合理な部分を変えて進んでいくということでしょう。

地方自治体の組織って変えられるの?

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地方自治体にはこれまで組織開発という言葉はほとんど使われてきませんでした。

多くの自治体の組織開発っぽいものとしては
「@@課をA部からB部に統合」とか
「あらたにC部を創設」とか、
組織改編によるものしかイメージできないと思います。

あるいは強い首長さんがトップダウンで風土を変えていくということでしょうか。

仕組みとしての「組織が変わる」ということがイメージできないのが現状ではないでしょうか?

これには理由があると思います。

地方自治体の仕事はかつては国の下請けでした。

課題を見つけたり、解決策を考えるのは国で、
効率よく実行することが地方自治体に求められることのほとんどであった時代がありました。

社会でもどこを見てもピラミッド型の組織しかない時代が長くあり、
地方自治体の実際の仕事も中央集権の方がうまくいく構造だったので、
「根本的な組織の形を変える」ということにイメージが湧かないのは当然でしょう。

地域をアップデートできる組織になる

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しかし今は違います。

国・都道府県・市区町村は基本的には対等で上限関係はありません。
そしてなにより人口減少が始まっており「地域」のあり方が根本から変わる時代が来ています。

その意味で間違いなく地方自治体には今「イノベーション」が必要です。
行政というもののあり方そのものが変わっていく必要があるからです。

今こそ地方自治体は岩波さんのいう「個の力が引き出されるチーム」に
変わっていく必要があるのではないでしょうか?

トップダウンで効率的に事務を進めることが不要になるわけではありませんが、
地方自治体と市民、企業、国との新しい関係性を試行錯誤できることが必要です。

そのためには自治体ではたらく人が強いモチベーションを持つことや
型通りではなく本当に大事なことを本音で語れることが大事になります。
そして、そういう組織=場を作るのが「組織開発」という考え方だと考えます。

副業や企業との人事交流などの「人の循環」に関すること、
フリーアドレスやペーパーレスなどの「職場のハード」に関すること、
決裁などの仕組みや権限などの「組織の形」に関すること、
すべてに固定観念なく取り組んでいくべきだと思います。

とはいってもいきなり自治体がティール組織になることはできません。

個人的にはまずは「組織とはこういうものだ」という固定概念を外すこと、
そして時代や目的に応じて組織の形は変えていくべきだし変えることができることを知ること。
つまり組織開発という考え方を知るところから始めたらよいのではないかと思います。

まとめ

・組織が個人に与えるべき価値は経済的価値から精神的価値に変わりつつある。
・組織のための個から個のための組織に変わりつつある。
・「個の力が引き出されるチーム」がこれからは必要。
・地方自治体だってなれる。まずは組織のあり方は変えられるということを知るところから

組織の変えていき方のお話の中で
「ビジョンが共有できない中で意思決定すると権力が強い方に決まる=社内政治がはびこる」
という言葉が印象的でした。

自分がワクワクすることを本音で語れる、
ビジョンに向けて自分には何ができるかを考えられる、
そんな組織づくりを考えていきたいなと思いました。

もっと組織論については知っていきたいと思います!

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